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コンタクト診療

目とコンタクトレンズの関係

 コンタクトレンズは、目の表面の角膜という部分に直接のせて使うものですから、コンタクトレンズが目にあっていなかったり、あるいはコンタクトレンズの状態が悪いと、すぐに目に影響がでてきます。
例えば、フィッティングの悪いレンズを使っていると、 異物感の原因になり、目にはりついてきたり、目の表面(角膜)にキズができて、時にはそのキズからばい菌が入って、濁りができてしまうことがあります。

 レンズが汚れていると、角膜にキズができることも多いですが、それ以上に、まぶたの裏側の結膜に炎症を起こしてきます。いわゆる結膜炎の状態になり、結膜炎になるとレンズがさらに汚れやすくなって、炎症を悪化させ、悪循環に陥ってしまいます。ひどくなると、一時的にレンズの使用を中断していただかなければならなくなります。レンズが上の方へずれることが多くなれば、かなりひどい炎症を起こしているサインです。また、レンズが汚れると、レンズ表面にきれいに涙の膜ができなくなり、乾燥感を生じたり、くもって見えたりしてきます。

 左の写真は、コンタクトレンズ使用により生じた巨大乳頭性結膜炎、アレルギー性結膜炎が非常に重症化した状態です。
こうなるとコンタクトレンズが装用中に上へずれたり、強い異物感を感じるようになります。最低でも1週間、長ければ1ヶ月近くコンタクトレンズを使用できなくなります。ソフトレンズもハードレンズも古くなると変形してきます。ソフトレンズの場合は、変形してくると矯正力が落ちますので、見えづらくなります。ハードレンズでは、変形しても見え方がすぐには悪くなりませんが、レンズを入れることで乱視を生じていたりと、疲れ目の原因になります。また、しばしば角膜に張り付いて、目の圧迫感や異物感、痛みを感じることもあります。眼科専門医による3~6ヶ月に1度の定期検査が目の健康のために大切です。

コンタクトレンズの診療は眼科専門医で

コンタクトレンズが高度管理医療機器というものに指定されていることをご存知でしょうか。

 コンタクトレンズは医療機器であって、副作用又は機能の障害が生じた場合(適正な使用目的に従い適正に使用された場合に限る)において人の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあることからその適切な管理が必要なものです。したがって、たかがコンタクトレンズと思われるかもしれませんが、使われる方にあったレンズを適正に使い、常に使用状況を確認していく必要があり、眼科専門医による診察が必須になります。
 しかし、最近は安売りのコンタクトレンズ店が眼科医以外の医者に診察させて、コンタクトレンズを原価よりも安く販売して、その穴埋めとして、過剰な保険請求を不正にすることが問題になってきており、眼科医による診療までもが一緒に価値を下げられています。安売りのコンタクトのチラシを見て、コンタクトを求めにいったところが、その安いレンズはあなたの目に合わないからと高いレンズを売りつけられたり、きちんと視力の測定や、診察をしてもらえなかったり、診察した医師と外で検査をする人の言うことが全然違っていたりといった経験はありませんか?

 コンタクトの安売り店に併設している眼科では、しばしば眼科医ではない他科の医師が、眼科の専門知識もないままに、適当に診察したふりをして、検査料ばかりを余計に保険請求している場合が多々あるのです。請求された検査料に見合った診察がされていないばかりでなく、行われている検査の内容さえも十分に理解していないために、重大な異常が見過ごされていることがしばしばあります。コンタクトレンズに関る異常だけではなく、網膜剥離などの網膜疾患や、緑内障など、早期に治療すべき病態が見過ごされているのです。

 コンタクトレンズに関る診察については、是非、眼科専門医のいる診療所を受診するようにしてください。

ソフトココンタクトレンズの消毒について

 数年前にマスコミでソフトコンタクトレンズ消毒剤の問題が報道されたことがありました。国民生活センターによるソフト用消毒洗浄剤のアカントアメーバに対する消毒性能の試験結果では、2種類の消毒液だけが問題がなかったとのこと、他の消毒液では十分に消毒できないような印象を与える発表がされました。その報道に過剰に反応した方が、ワンデイタイプのレンズに変えたいとか、今使っている消毒剤で大丈夫だろうかといった相談が数ヶ月の間続きました。消毒剤の良否だけがとりあげられ、その裏にひそむもっと大事なものが忘れられているのです。

 アカントアメーバは確かに感染すると重篤であり、ひどい場合には強い視力障害が残る場合があります。しかしそれは消毒剤の可否によるものでは決してないと思います。毎日消毒剤を新しく変えていなかったり、はずしたレンズをちゃんとこすり洗いしていなかったり、2週間や1か月の決められた期限を守らず長期間使ったり、ワンデイタイプのレンズを使い回したり、異常を感じながら使い続けたりといった、使用者側の問題が必ずあるのです。
眼にドライアイやアレルギーなどの異常がなければ、2週間交換レンズや1か月交換レンズのシリコンハイドロゲルタイプのレンズの方がはるかに酸素透過性も高く、長時間の装用においても角膜への酸素供給が十分にされ、眼表面への悪影響はずっと低いのです。毎日、はずしたコンタクトレンズをよくこすり洗いして、新しい消毒剤につけてのお手入れさえちゃんとしていれば問題ありません。 また、わずかな異常を感じた時にはすぐにコンタクト装用を中止して眼科を受診すれば重篤化することはないものです。

 今回、マスコミの報道の力というものを改めて感じました。できれば、消毒剤の良否についての報道をメインにするのではなく、使い方の問題の方がより大きいことを報道してほしかったと思います。ただ、患者さんの注目を得たことは決して無意味ではなく、お手入れの大事さの話に耳を傾けてくれるようになったことは喜ばしいことかもしれません。 国民生活センターでよしとされた消毒剤においても消毒剤を過信してはいけません。ちゃんとしたお手入れが必須であり、いい加減な使い方をしていると痛い目にあう場合があることを忘れないで頂きたいと思います。また、他の消毒剤においても海外のメーカーについてはアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)の基準化されたテストを経て発売されているものであり、ちゃんとお手入れしていれば全く問題ないことを申し添えておきます。

24時間自動予約可能です

18606-4560-5620 http://takieyecl.atat.jp
※自動音声でのご案内になります。 ※診察券番号と生年月日が必要です。 ※視野検査の予約はできません。 ※はじめての方も予約できます。 ※視野検査の予約は受付(0798-57-3220)へお願いします。
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