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院長のひとり言

2010.01.21ツイッター

 鳩山首相の偽物が昨年末に登場、鳩山首相自身が始めたことで、世の中で、ツイッターなるものが認知されるようになりました。ウイキペディアによると、「個々のユーザーが'つぶやき(ツイート)'を投稿することで、ゆるいつながりが発生するコミュニケーション・サービス」となっています。「今どうしてる?」という質問に対して140字以内でつぶやきを投稿するそうです。

 我が家では娘が昨年の11月頃からでしたでしょうか、暇があると携帯に何やら打ちこみ始めました。そのときに「ツイッター」という言葉を知ったのですが、娘に何度説明してもらってもあまりぴんとこないまま、現在に至っています。(ミクシーを理解するにもしばらくかかった私です)

 週刊ダイアモンドでツイッターの特集をしていると娘が買ってきて、ようやくどんなものかがなんとなく分かりましたが、ツイッターにはまる感覚がいまいち理解できません。車に娘を乗せているとしきりに携帯に何やら打ちこんで、こちらから話しかけても耳に入らない様子。目に見えない相手との交流よりも現実の交流を重視すべきでは?と疑問を感じます。  基本的に、頻回にパソコンや携帯をみて、自らつぶやくなんて、忙しくしている人には無理と思うのですが…。私の頭が固いだけなのでしょうか。

2010.01.18ドラマ「神戸新聞の7日間」

 桜井くんが主演するこのドラマ、きっと暗いだろうと最初は見るつもりはありませんでしたが、当時小学校3年生だった娘が「やはり神戸のことなんだから見なきゃ」というので見始めました。オープニングの画面を見ているだけで、涙が出てきそうになり、当時のことが走馬灯のように思い出されました。私は京都にいて、直接被災したわけではなかったのですが、小さい時から親しんだ神戸のあの姿を思い出すと本当に胸が痛みます。  当時、京都に住んでいた私は京都から梅田へ、主人は神戸の病院に勤めていました。早朝、すごい揺れに家族全員が目を覚ましましたが、京都は揺れただけ、またすぐもう一寝入りして起きてきてテレビをつけました。京都の震度は5、神戸が6。大きな地震だったんだなあと思いつつ、京都は日常と変わらない朝でした。主人を地下鉄北大路駅まで送り、私もでかける用意をしつつテレビをつけているとだんだん尋常でない状況が伝わってきました。京都駅についた主人から「JRが止まっているから帰る」と公衆電話から連絡があり、私も阪急が動いていないことより家に足止めとなりました。京都駅の公衆電話から、主人が病院に「電車が止まっていて行けないから先に手術を始めておいて」と電話したところ、向こうでは、「先生、手術なんて無理。ロッカーが飛んでいるのだから」と言われたそうです。子どもたちは普通に学校に出掛け、私と主人と家でひたすらテレビの画面に釘付けになっていました。

  私の実家は西宮市、甲東園駅と門戸厄神駅の間にあります。また、主人の祖父の家が神戸女学院のふもとにあります。電話は通じず、しばらくすると、倒れた阪神高速の様子が流れ、さらに、門戸厄神駅のところで171号線の高架が落ち、甲東園近くの電車の線路の上に新幹線の高架が落ちているとの情報が入り、身内の安否が気になりつつも全く連絡がつきません。テレビから伝わってくる画面はまるで戦争の時の空襲のあとのよう、とても現実のこととは思えず、映画でも見ているのではないかとさえ思いました。実家と連絡がとれたのは、午後の3時過ぎでした。公衆電話からとにかく無事だからとのひとこと。生協の公衆電話がつながるというのでみんな並んで無事を伝える電話をしていたそうです。夜中には電話も通じるようになり、翌日より西宮北口までは電車が動くようになり、主人は実家のママチャリを借りて二号線を避難してくる人並みに逆行して勤務先の神鋼病院へ向かいました。

  あれからもう15年もたったのですね。神戸の復興ぶりには目をみはるものがあります。今回のこのドラマは忘れかけていた震災のことを思い出させてくれました。当時小学生で京都にいてあまりよくわかっていなかった娘は、当時の生々しい写真や人々の様子を見て、初めて震災がどれほどのものだったのか知り、テレビを見ながら泣いてしまったと言っていました。つらい思い出ですが、ときどきは振り返ることも必要だと感じさせられたドラマでした。

 震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りしつつ…

2010.01.08息子の手料理

 冬休み、大学生の息子は、ひたすら家でだらだらと過ごしています。大学が始まるのは連休明けの12日だそうで、ひたすらゲームをしたり、DVDをみたり、本を読んだり、部屋にこもっていて不健康なことこの上ない状況が続いていました。その息子が突然、夕食にクリームシチューを作ってあげると言いだし、びっくり。何でも年末年始一人で過ごしている間、料理でもしてみようかとネットでいろいろ調べたそうで、ヤフーグルメのレシピがとてもおいしそうだし、作り方も難しくなくてできそうなのでやってみたいというのです。家でクリームシチューというと、最近は肉と野菜をいためて煮込み、最後に市販のルーを放り込んでというスピードメニュなのですが、そのレシピでは、ちゃんとホワイトソースを作ってそれをブイヨンで薄めるという本格的なもの。大丈夫かしらと思いつつ、ホワイトソースを作るときの注意や、レシピに書いてある、そぎ切りや乱切り、くし切りを一通り教えて、材料を買ってきて息子に任せました。

 さて、診療が早く終わり、家へ帰り着くと家の中からいいにおいが…。そして出てきたシチューのおいしかったこと、具だくさんで、鶏肉、ジャガイモ、人参、玉ねぎという定番の具に加え、ヤングコーン、白菜、シメジが入っていて、トッピングとして、中身がとろとろの半熟ゆで卵が乗っており、そのゆで卵をつぶしながら食べるというもの。シチューもまったくだまになっておらず、文句なしの星三つ!これでいつでも下宿できるとアピールしているのは無視しつつ、おいしくご馳走になりました。食べられない場合に備えてインスタントラーメンを買っておいたのですが、まったく不要でした。白ワインとフランスパンを一緒に楽しく幸せな夕食でした。

2010.01.05あけましておめでとうございます

 年末年始、どのように過ごされましたでしょうか。私は、長期休暇のときにはリフレッシュのため、現実逃避というのでしょうか、贅沢と思いつつ海外に逃げているのですが、今回ほど最悪な年末年始はありませんでした。年末の診療から少しのどが痛くて風邪気味だったのですが、一時的なものと甘く見ていたのが、行きの飛行機の中でどんどん体調が悪くなり、自分でも熱が出ているのが分かり、のどあめと解熱鎮痛剤を手放せない状態が3日も続いてしまったのです。旅行中に体調が悪くなると、自分がしんどいばかりではなく、行動をともにしている家族にも気を使わせ不愉快な思いをさせてしまい、本当に情けない日々を過ごしました。何と言っても健康が一番というのを痛感した数日でした。幸い帰国の前日より快方に向かい、今日からの診療には影響なさそうです。ただ、情けないことには、年をとったせいでしょうか、回復に時間がかかるようになり、ぐずぐずと何らかの症状をひきずってしまいます。早く、普通の健康な状態に戻りたいものです。

 昨日は晴天のもと、門戸厄神に初詣に行ってきました。小さいときから、お正月には門戸厄神に初詣に行って、おみくじを引くのが習慣になっています。昔は両親や弟といき、結婚後は家族で行くのが常でしたが、主人が仕事始めだったため、娘と息子と三人で行って、おみくじを引いてきました。子供たち二人は大吉、私は吉、そこそこ幸せな一年になりそうです。大きな奇禍なく平穏に過ごせればいいなと思っています。

 鳩山政権になり、医療を取り巻く環境も変わりつつありますが、私はただ日々に診療をいつも通り続けていくばかりです。至らないことも多いかと思いますが、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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