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よくある質問

患者さんからよくあるご質問をご紹介いたします。
※右の質問項目をクリックしてご覧ください。

何か目の前に飛んでいる?

 「飛蚊症」です。明るい所や白い壁、青空などを見ているときに、目の前に、虫や、糸くず、アメーバ状のものが浮かんでいるように見える状態を、総じて「飛蚊症」と呼びます。その原因は、眼球の大部分を占める硝子体というゼリー状のものの濁りにあります。そのほとんどの場合が、加齢に伴う生理的なもので、近視の強い方ではかなり若い時から症状が出る場合があります。が、一部の方では、網膜という神経の膜に裂け目や穴を生じていて放置すると、網膜剥離という重篤な状態に進行する網膜裂孔が原因であったり、糖尿病や動脈硬化による目の中の出血(硝子体出血)であったり、目の中に強い炎症を起こしているブドウ膜炎という治療を要する状態で合ったりする場合がありますから、一度は瞳孔(ひとみ)を目薬で開いて(散瞳といいます)の眼底検査を受ける必要があります。 散瞳すると、3~5時間は、まぶしくなり、また、近くが見づらくなりますので、検査の後は運転はできませんし、細かい作業も避けられた方がいいでしょう。検査で異常がなければ、ほとんどが老化現象によるものですから、放っておいて大丈夫です。気になってしょうがない場合もありますが、だんだんと慣れてきます。網膜剥離や網膜裂孔では、軽傷なら、レーザーによる手術が、重傷になれば入院が必要になってきます。目の中に出血を起こしている場合を硝子体出血といいますが、この場合には、その原因によって治療が変わってきます。 糖尿病など全身の病気が原因ならば、内科的な治療も大事です。 網膜の血管に小さなこぶが出来ている場合もあります。 しばらく安静にして出血の吸収を待ち、時間がかかるようならば、目の中を洗う硝子体手術と呼ばれるものが必要になります。細菌やアレルギーのために目の中に炎症を起こしてくると、目の大部分を占める硝子体という部分に血管からしみ出た白血球が浮遊するために、飛蚊症を感じます。点眼薬や内服薬で炎症を抑えます。重傷の時には、視力が低下がおこる場合もあり、入院や手術を要する場合もあります。

近視手術って?

 レーザーで角膜を削る手術と有水晶体眼内レンズ移植術があります。軽度~中等度の近視や近視性乱視には、レーザーで角膜を削る手術を、レーザーでは対応しきれない強度近視には眼内レンズを虹彩(茶目の部分)の前に移植する手術が行なわれています。
レーザーで角膜を削る手術でよく知られているのはLASIKです。コンタクトレンズを使っておられる方に「近視のレーザー手術ってどうなんでしょう?」とよく聞かれます。 LASIKはエキシマレーザーというレーザーを利用して目の表面を削る手術です。眼球をサクションリングというもので、締め付け、硬くして、表面をカンナのようなもので薄く削って蓋を作り、その薄い蓋をめくって、蓋の下の部分をレーザーで削ります。 削り終わったらその蓋をかぶせて終わりです。かつての蓋を作らない手術法と違って、痛みもなく、術直後より、良好な視力をえることが出来ます。
 最近はフェムトセカンドレーザーという新しいレーザーにより角膜内にレンズ状の切除部分を切って小さな切開創からそのレンズだけを切り出してしまう手術方法も開発されています。
 いずれも熟練した術者がすれば片眼10分程度です。かなり簡単な手術のように思われるかもしれませんが、異常のない眼にわざわざ手術をするのですから、その決断には慎重であるべきですし、何より眼科専門医がしっかりしている施設を選ぶことが大切です。
 レーザーによる近視手術は受けることができない方もあります。まず、18歳以下の方、18歳以上でもまだ近視が進んでいる方、年齢にかかわらず円錐角膜という角膜形状の異常のある方は、適応外です。強度近視の場合も削ったあとの残りが薄くなりすぎるため適応外です。また、ひどいドライアイのある方でも、手術後3ヶ月くらいはドライアイがひどくなりますので、手術を受けられない場合があります。手術適応かどうかの診察がまず必要になります。
 有水晶体眼内レンズ移植術というのは、眼内レンズを眼球内に移植する手術です。白内障では濁った水晶体を取り出して水晶体が元あった場所に眼内レンズを移植するのに対して、有水晶体眼内レンズ移植術では、白内障のない眼ですから水晶体は残したまま、虹彩(茶目の部分)の前の前房という空間に眼内レンズを移植します。白内障手術ができる技量が必要で、手術手技もLASIKよりはずっと難しくなります。対象は、LASIKの適応外となる強度近視や最強度近視です。
 いずれを受ける場合でも、手術前には最低で2週間、できれば1ヶ月くらい、コンタクトレンズ装用を控えて角膜形状を本来の状態にして上げる必要があります。特に長期間ハードレンズを使っていた方では、ハードレンズ仕様による角膜形状の変化がありますので、長めの裸眼生活が望まれます。

白目に出血!?

 結膜下出血です。刷毛で書いたくらいの薄い、出血が充血か分からない軽いものから、白いところが出血で隠れてしまうくらいひどいものまで、いろいろ程度に差があります。見た目に目が真っ赤になり重篤感が生じますが、まったく目の表面だけの異状で、眼球の中、見る機能には全く影響がありません。原因としてはストレス説がよく言われます。生まれたての赤ちゃんから御年寄りまでどの年代の方にも突然起こります。

 時に痛みを感じる方もおられます。治療としては、違和感が強い場合には軽い抗炎症剤の点眼を使って頂きますが、たいていは自然治癒を待つことになります。残念ながら、早く出血を吸収させる治療法はありません。ただ、普段眼科にかかる機会のない方が、この出血で受診されて他の目の異常がみつかることもしばしばですので、気になれば眼科を受診するいい機会と考えていただければいいかと思います。
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ものが歪んで見える

 黄斑部という網膜の中心部の病気が疑われます。主なものを以下にあげます。

1.中心性網膜症


 中高年の働き盛りの方に多い。軽度の視力低下、変視の症状。内服薬により2、3ヶ月から数ヶ月で治癒。後遺症を残すことはほとんどなく予後良好。

2.黄斑前膜


 黄斑部の網膜の上に薄い膜がはる状態。軽度の場合は軽いかすみ感や少し波打って見えたりしますが、日常的な支障はありません。ゆがみ感がひどくなったり、視力低下がひどくなれば、眼の中に手術器具を挿入して膜をはがすような手術が必要となります。

 視力にとって最も重要な場所を手術でさわりにいきますので、手術後も多少の違和感が残り、完全な回復を得るとまではいかないことが多いようです。

3.黄斑変性症


 黄斑部という眼底の最も大事なところに変化を生じる状態です。軽いものでは、進行もなく、少し視力が低下する程度です。しかし、最近よく新聞やテレビで出てきます「加齢性黄斑変性症」では、黄斑部に出血を生じ、見たいと思うところが見れなくなって極端な視力低下をきたします。以前は何も有効な治療法はありませんでしたが、いまでは、光線力学療法というレーザー治療により、視力低下をある程度おさえられるようになってきました。また、出血の原因になる新生血管を消退させる薬品も開発され、以前に比べるとぐっと予後がよくなってきています。が、古い瘢痕化してしまったものでは、視力の回復は望めませんので、早期の治療が必要です。

 網膜三次元検査(OCT)により網膜断層が観察できるようなり、より的確に診断できるようになりました。ものが歪んで見える症状が気になれば、早く眼科を受診しましょう。

目が乾く、ドライアイ?

ドライアイとは?


 涙の量や質が変化して、眼の表面に障害を起こしたり、様々な自覚症状を伴う状態を言います。症状は、目の乾き以外に、痛み、疲れやすさ、異物感、かゆみ、見えにくさ、充血、眼が重い感じやまぶしさなど、いろいろです。

ドライアイの原因は?


 シェーグレン症候群やスティーブン・ジョンソン症候群という病的に涙の量が減る重症のものから、加齢による涙の減少、コンタクトレンズ装用に伴う涙液蒸発更新によるドライアイ、パソコン作業による瞬目減少に伴うドライアイ、エアコンによる風や湿度低下によるドライアイなどいろいろなものがあります。涙は、涙の蒸発を防ぐ涙表面の油、角膜表面と涙の干渉役のムチン、そしてその間にある水性成分の3つの成分からなりますが、その3つの成分のどれかに異常が出てもドライアイの症状がでてきます。涙になんらかの異常が出ると、眼の表面での摩擦が増え、いろいろな症状がでてくるのです。

ドライアイの治療は?


 目が乾くのですから、乾きを潤す水分補給がまず考えられます。以前は水性成分を補う人工の涙液と角結膜の保護作用のあるヒアルロン酸の二種類しかありませんでした。ところが、この2,3年の間に、涙の成分のムチンを補う目薬が続けて開発され、治療の巾が増えて来ました。単に水分を補給するだけではなく、眼表面での涙液の安定性を増すことにより、ドライアイ症状がかなり改善される場合があります。ドライアイになると眼の表面が凸凹になり、視力も不安定になりますが、ムチンを補う目薬により凸凹がましになるのです。
 それでも改善が得られない場合には、涙点プラグという治療法があります。眼の内側ある上下の涙点という涙が鼻の奥へと流れ出る排出口にあたる部分を、涙点プラグという小さな栓で詰めてしまい、涙を眼の表面にためてあげるようにするのです。涙の量が減っている場合には劇的に改善することがあります。

【ドライアイチェックシート】
 自分ではドライアイと気づいていない方も多いので、以下にあげる12の症状のうち5つ以上あてはまればドライアイの可能性がありますので、眼科医に相談してみてください。

1.目が乾いた感じがする
2.目が疲れやすい
3.目がゴロゴロする
4.モノがかすんで見える
5.目がかゆい
6.目があかくなりやすい
7.理由もなく涙が出てくる
8.目が痛い
9.目が重たい
10.なんとなく目に不快感がある
11.光をまぶしく感じる
12.目やにが出る

コンタクトレンズの調子が悪い

 いわゆる安売り店などで処方されたレンズでは、しばしば、フィッティングが不適切であったり、過矯正に処方されている場合があります。また、コンタクトレンズの汚れによるアレルギーが悪化していたり、また、ときに、保存液によるアレルギーで角膜に炎症を起こしている場合があります。コンタクトレンズが上へずれやすいというのは、上のまぶたの裏にひどい炎症が起こっている症状です。夜コンタクトレンズをはずすときにに、コンタクトレンズが目に張り付いていることが多い方では、レンズ種類の変更が必要です。異常をがまんしていると重篤な結果をまねくこともありますので、何か違和感を感じるときなど、早めに受診してください。また、調子よく使っておられても定期的な受診が必要です。

3Dの目への影響について

 3D映像には、像が前にぐっと飛び出してくるタイプと、奥行きのあるタイプの二つがあります。前者は昔の3D映画や、アトラクション系のゲームなどで使われていたのもので、像が前に飛び出していることより、実際より寄せ目をする必要があり疲れやすくなります。一方後者の像に奥行きがあるタイプでは、見ている画面よりも後ろに像が結ぶようになり、飛び出すタイプより疲れにくく、最近の3D映画や3D-DSなどがこのタイプです。どちらのタイプにおいても、3D映像を見るときには、左右の眼に異なる映像が投影され、輻輳(寄せ眼)と調節(ピント合わせ)のズレが有ることにより、ストレスがかかり眼精疲労をきたします。
 一番心配されるのは子供の眼への影響です。正常な小児の眼の発達には影響はないと言われていますが、両眼視機能が不安定な可能性のある就学前の小児では注意を要します。子供の両眼視機能が全く正常かどうかはなかなか親では判断できないもので、過去に、4歳半の小児で3D映像を視聴したあとに急性の内斜視を発症して、手術しなければならなくなった症例があります。ですから、小学校低学年以下の子供では注意が必要です。
では、一般に3D映像の視聴可能時間はどれくらいでしょうか。4時間の3D映像の視聴後、近視化・縮瞳・内斜位を認めましたが30分後に消失したという報告があります。2、3時間の視聴であれば30分休めば元に戻る可逆的なものだといえます。

なぜ近視になるの?

 数千人~数十万人、数年~数十年の地区住民についての検討よりわかっていることは、遺伝的因子の影響を最も受ける、都市部の方が近視の進行が早い、近業の程度が強いほど近視の進行が早い、戸外活動により発症が抑制される、IQや学歴と相関がある、ということです。
 近視の遺伝は多因子遺伝で、病気になりやすい体質、すなわち遺伝因子に、その病気に関係する環境因子(パソコンやテレビゲーム等の生活習慣)が加わって発症すると考えられます。強度近視の場合には10歳くらいまでに進行し、環境因子より遺伝因子の影響が強く、軽度~中等度の近視では、10歳以降に発症し、遺伝因子より環境因子の影響を受けることが多いです。  近視を進行させる要因としてはいくつかの説があります。その一つは、近くのものにピントをあわせるときに、十分に水晶体が調節しきれず、網膜上にピントがあうのではなく、網膜より後ろにピントがずれているという調節ラグというものがあり、近業を長く続けるとその調節ズレが持続することにより眼軸長が延長するというものです。
 もう一つの説は、網膜中心部ではピントがあっていても、網膜周辺部では網膜より後ろにピントがずれており、その補正のために眼軸長が伸びて近視が進行するというものです。
パソコン使用やTVゲームで近視は進行するのでしょうか?学童期では、先ほど述べた調節ラグを延長さえることにより正視化を達成しようとする能力が旺盛であることより、過度の近方視は眼軸を延長させることが考えられ、一日のゲーム時間は30分以内くらいが望ましいでしょう。またパソコンを使用することによる近視化を調べた研究では、20代~40代では1/3の方が近視化したという報告があります。
 両親が近視ではないのになぜ子供は近視になったのかということをよく聞かれます。基本的に東洋人は近視になりやすい遺伝子をもっており、そこに種々の環境要因が加わって近視が発生すると考えられます。
 ただ、近年非常におもしろい報告がありました。眼が悪くなる原因は日照不足であるというものですが。近眼になるのを防ぐドーパミンという物質の放出が明るい光によって促進されるのに、アジアの子どもたちは勉強しすぎてお昼に外に出ないことにより高率に近視なるというものです。この説においては、読書家やコンピューターオタクになること自体には危険性はなく、日中に外で活動している限りはどれだけ勉強しても問題はないというもので、毎日2,3時間は外で過ごすことが望ましいというものです。
以上、現時点でわかっていることです。

視力回復センターって?

 学校検診の季節になると、折込の広告がよくみられるようになり、患者さんからもその効果について聞かれることがよくあります。
まず、視力回復センターには医師はおりません。
視力回復センターには専門の医師がいて治療をしてくれる所だと思い違いをしている人がかなりおられるようですが、視力回復センターには、眼科専門医はもとより医師はおりません。医師がいないという事は、視力が悪いという事が眼の病気によるものか、屈折異常(近視、遠視、乱視)のためか、弱視が原因なのか、心因性のものなか、あるいは視力の測り方が悪いのか全く診断されないという事を意味します。診断がつかなければ、十分な指導や説明ができるはずもありません。 また、病気の発見が遅れ、手遅れになる危険があります。視力の低下を仮性近視のせいにして、センターのトレーニングを行っているうちに、大事な病気の発見が遅れ、手遅れになる危険性があります。しかも、もし手遅れになっても文句を持っていくところがありません。医師でないセンターの言うことを信用したあなたの勝手ということになってしまいます。  多くの方が、眼鏡をかけたくない、かけさせたくないという考え方から、視力回復センターに走るようですが、眼鏡をかけるから視力が悪くなるのではありません。

 特に幼児~小学校低学年の遠視や乱視では、眼鏡を使用する事が視力を育てて弱視になることを防ぎ、斜視の予防と治療のためにも、眼鏡は必要なのです。近視も眼鏡を使うことによって進行を防止できることがあります。しっかりとした検診を受け、必要に応じて正しい眼鏡やコンタクトレンズを装用することは大事なことです。確かに統計的には近視の人は増えておりますが、とてもひどい強度近視はむしろ減少しています。これは適正な眼鏡やコンタクトレンズの装用によるものです。 視力回復センターで測っている視力は実際の視力を反映していない場合があります。視力回復センターに通っていて、いよいよ見えづらくなって眼科に来られる方がときどきありますが、視力を測ると、視力表をにらみつけるように数秒間じっと見て答えるのです。時間をかけると割りとよい裸眼視力が得られますが、これは実際の視力を反映しているとはいえません。こういう子供では、近視が眼鏡をかけられないくらいに進んでいることも多く、自然な見え方になるように眼鏡を合わせるのに非常に苦労します。
 「うちでは子供にメガネをかけさせない方針なので」という親御さんが時におられますが、それは子供さんのためにならないばかりでなく、あとで困るのはお子さんだということを知っていただきたいと思います。

眼鏡店は選ぶべき?

 最近安売りの眼鏡店が増えています。パソコン用眼鏡で有名になった某眼鏡店など、若い方に人気で、最近来院される方の2,3人にひとりはその眼鏡店で作っておられます。近視の軽い方、単焦点の方では全く問題ないと思いますが、近視がある程度以上強くなったり、乱視が入ったりすると、周辺部の歪み感が強くなり、安いレンズでは、かけるのがしんどかったり、疲れやすくなったりする場合が多々あります。眼鏡士さんのいない眼鏡店では、乱視のレンズの角度のセットさえちゃんとできてないことがあります。遠近両用眼鏡にいたってはレンズの種類、合わせ方で、同じ処方箋で作ってもまったく掛け心地が違った眼鏡になってしまいますので、必ず、眼鏡士さんがおられる眼鏡店で眼鏡を作っていただきたいと思います。

24時間自動予約可能です

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