• HOME >
  • 知りたい目の事 >
  • 緑内障

急性緑内障発作

 前述の閉塞偶角症の方において、急にもともと狭かった目の水の出口が、突然閉鎖してしまう状態です。眼内への水は産出されるのに出て行けなくなるため、空気を入れすぎたボールのように目がパンパンに堅くなってしまいます。すぐに処置をすれば視力障害や視野の変化など残りませんが、長時間放置すると視力が低下したままもどらなくなってしまいます。大事なことは、そのときの症状を知っておいて頂くことです。
 眼痛、頭痛、吐き気、目の充血、視力低下などが主な症状なのですが、頭が痛いと頭痛薬を飲んで寝込んでしまったり、頭痛、吐き気のために眼科ではなく内科へ行って髄膜炎と間違えられて眼科的処置が遅れてしまうことがあります。あまりの頭痛のために目の症状が忘れられてしまうのです。ひどい頭痛があったら、まず鏡を見て、目が充血していないか見てください。そして、片目ずつふさいで見え方を確認してください。充血している眼が霞んでいたら、その眼の眼圧は急激に上昇して急性緑内障を起こしている可能性が高いので、すぐに近くの眼科へ駆け込んでください。

とにかく、早期に発見して適切な治療を受けていれば、視機能は維持される病気です。検診で指摘された方、血縁者に緑内障の方がある場合、近視の強い方など、定期的に検診を受けられることをお勧めします。また、一度緑内障治療を始められた場合には、自己判断で中断されることなく、治療を継続されることが大切です。自覚症状に乏しい病気ですが、自覚症状がでてきたときにはかなり進んで取り返しの付かない状態になっている事が多いのです。

ページトップ
HOMEへ戻る