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緑内障の治療は?

まずは、眼圧を下げる目薬を使って頂きます。治療開始前の眼圧の20~30%、眼圧が下がれば、視野の進行をおさえることができると言われています。この数年の間に、新しい緑内障の治療薬が次々と発売されるようになり、かなり選択の幅が広がりました。中には、喘息や心臓疾患がある方には使えない薬もありますから、全身のご病気のある方は必ず申告が必要です。また、どんなお薬にも副作用がつきもので、長期に使用するほど、副作用が出てくる可能性は高くなります。

緑内障の代表的治療薬のひとつであるβブロッカー(チモプトール、ミケラン、リズモンなど)では、全身的な副作用が多く、狭心症、不整脈、喘息などを悪化させることが良く知られていますが、それ以外に、疲労感や不眠などもまれにありますし、長期に使用すると眼の表面の角膜が傷んでくることもあります。

 プロスタグランジン関連薬のキサラタン、ルミガン、タプロス、ドラバダンズはというお薬は、現在使用されている眼圧下降剤の中でもっとも眼圧下降が得られるお薬ですが、しばしば睫毛が長く濃くなったり、眼の周りが黒ずんでくることがあります。点眼後5分ほどしてから、眼の周りを拭いたり、水で洗ったりしていただくとある程度抑えることができます。また、最近よく出てきている副作用に目のくぼみがあります。点眼の種類を変えたりやめたりするとくぼみは戻ると言われています。

 その他いろいろなお薬が出ています。複数のお薬を何度も使用することが煩わしく感じられ、忘れがちなことも多いことより、2種類の点眼薬を一つの点眼にした複合剤という点眼も多数でてきており、点眼の負担が軽くなってきています。

 緑内障という診断は一生ついてまわるものですし、薬は長期に使うほど副作用の発現率が高くなりますから、緑内障の確定診断には慎重であるべきなのですが、視野に異常がないのに、緑内障の疑いというだけで点眼治療をしているケースを時々見かけます。当院では、二度以上の視野検査、OCTの結果などから慎重に診断して、治療を開始しています。

 緑内障になったら失明するのかとよく聞かれますが、初期に発見してちゃんと治療をすれば失明することはありませんので過度に心配されることはありません。ただ、かなり進行した場合には治療が後手にまわり進行を免れない場合もあります。要は、早く見つけることが大事なのです。

 点眼でのコントロールが難しくなると、レーザー治療や手術治療が必要になりますが、その場合には、緑内障の専門施設にご紹介させていただきます。

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